Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/xs573794/focre.co.jp/public_html/admin/wp-content/themes/fc/single-column.php on line 4
41 いきなり経営方針を考えない、振り返りを大切にする
経営方針を考える前に立ち止まる
方針づくりは
「考える順番」が重要です。
経営方針や目標を考えようとすると
つい「来期はどうするか」「何を打ち出すか」から
入ってしまいがちです。
ただ、
実はこの順番がズレてしまうと、
方針が現場にしっくりこない原因になります。
まずは1年を振り返ることからです。
経営方針は想いだけでなく、
これまでの結果やプロセスの上に成り立つものです。
だからこそ、
いきなり未来を描く前に
まずは1年を丁寧に振り返ることが大切です。
振り返りは経営の土台づくりであり、
反省会ではありません。
次の一手を考えるための材料を集める時間です。
ここを飛ばすと、
方針はどうしても抽象的になってしまいます。
現場でよくある例がこちらです。
- よくある失敗はいきなり方針を考えてしまうこと
①方針が現場に伝わらない理由
「今年は〇〇を強化する」
「来期は△△に挑戦する」
こうした言葉自体は間違っていませんが、
なぜそれをやるのかが共有されていないケースは
少なくありません。
②背景が抜けた方針は形だけになる
振り返りをせずに方針を立てるのは
現場から見ると、
「また新しいことが増えた」
「結局何を大事にすればいいのか分からない」
という状態になりやすくなります。
③結果と要因が整理されないまま方針が決まる
「売上が伸びなかったから次は営業強化」
「忙しかったから効率化」
方向性としては理解できても、
「どこで・何が・なぜ起きていたのか」が
整理されていないと、
現場では 「結局 前と何が違うのか」が
分からなくなります。
短絡的な思考は、
社員のエンゲージメントを
どんどん加速度的に下げることにつながります。
つまり、
方針の前に整理すべきことが
「うまくいったこと」
「想定より伸びなかったこと」
「時間や人が足りなかった場面」
これらを整理することで、
方針に納得感が生まれます。
- 1年の振り返りは多角的に行う
①数字だけで終わらせない
「売上や利益」といった
数字の振り返りはもちろん大切ですが、
それだけでは経営の全体像は見えてきません。
②プロセスと現場の実感を見る
「目標は達成したが現場は疲弊していなかったか」
「逆に未達だったが手応えはあったのか」
こうしたプロセスや感覚の振り返りが
次につながります。
③組織・人・顧客の視点を持つ
・組織として何が強みになったのか
・人は育っている実感があるか
・顧客との関係性はどう変わったか
複数の視点で振り返ることで、
課題の輪郭がはっきりします。
- 中期経営方針を踏まえた経営課題の分析

要約をすると下記です。
①単年度で終わらせない
振り返りは「その年だけの良し悪し」を
見るものではありません。
中期経営方針に照らしたときに、
「今どの位置にいるのか」を見ることが重要です。
②進んだこと・止まっていることを分ける
中期の方向性に対して
「着実に前進している領域」
「思ったより進んでいない領域」
ここを整理することで、
本当の経営課題が見えてきます。
③課題は方針づくりの材料
経営課題はネガティブなものではありません。
次の経営方針や目標を具体化するための
大切な材料です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
振り返りがあるからこそ
方針が活きます。
いきなり未来を描くのではなく、
「過去と現在」を整理した上で未来を考える、
この順番が経営方針を実践的なものにします。
振り返りは
「経営者と管理職の共通言語」です。
振り返りを丁寧に行うことで、
「なぜこの方針なのか」を共有しやすくなります。
結果として、
組織の動きも揃いやすくなります。
最後までご覧いただきありがとうございました!