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2026.02.21

41 いきなり経営方針を考えない、振り返りを大切にする 

41 いきなり経営方針を考えない、振り返りを大切にする 

経営方針を考える前に立ち止まる 

方針づくりは
「考える順番」が重要です。 

経営方針や目標を考えようとすると 
つい「来期はどうするか」「何を打ち出すか」から 
入ってしまいがちです。 

ただ、
実はこの順番がズレてしまうと、 
方針が現場にしっくりこない原因になります。 

まずは1年を振り返ることからです。 

経営方針は想いだけでなく、 
これまでの結果やプロセスの上に成り立つものです。 

だからこそ、 
いきなり未来を描く前に 
まずは1年を丁寧に振り返ることが大切です。 

振り返りは経営の土台づくりであり、 
反省会ではありません。 
次の一手を考えるための材料を集める時間です。 

ここを飛ばすと、 
方針はどうしても抽象的になってしまいます。 

現場でよくある例がこちらです。 

  1. よくある失敗はいきなり方針を考えてしまうこと 

方針が現場に伝わらない理由 
「今年は〇〇を強化する」
「来期は△△に挑戦する」 
 
こうした言葉自体は間違っていませんが、 
なぜそれをやるのかが共有されていないケースは 
少なくありません。 

背景が抜けた方針は形だけになる 
振り返りをせずに方針を立てるのは 
現場から見ると、

「また新しいことが増えた」 
「結局何を大事にすればいいのか分からない」 
という状態になりやすくなります。 

結果と要因が整理されないまま方針が決まる 
「売上が伸びなかったから次は営業強化」 
「忙しかったから効率化」 

方向性としては理解できても、 
「どこで・何が・なぜ起きていたのか」が 
整理されていないと、

現場では 「結局 前と何が違うのか」が
分からなくなります。 

短絡的な思考は、
社員のエンゲージメントを
どんどん加速度的に下げることにつながります。 

つまり、 
方針の前に整理すべきことが 

「うまくいったこと」 
「想定より伸びなかったこと」 
「時間や人が足りなかった場面」 

これらを整理することで、 
方針に納得感が生まれます。 

  1. 1年の振り返りは多角的に行う 

数字だけで終わらせない 
「売上や利益」といった 
数字の振り返りはもちろん大切ですが、 
それだけでは経営の全体像は見えてきません。 

プロセスと現場の実感を見る 
「目標は達成したが現場は疲弊していなかったか」 
「逆に未達だったが手応えはあったのか」 

こうしたプロセスや感覚の振り返りが  
次につながります。 

組織・人・顧客の視点を持つ 
・組織として何が強みになったのか 
・人は育っている実感があるか 
・顧客との関係性はどう変わったか 

複数の視点で振り返ることで、 
課題の輪郭がはっきりします。 

  1. 中期経営方針を踏まえた経営課題の分析

要約をすると下記です。 

単年度で終わらせない 
振り返りは「その年だけの良し悪し」を 
見るものではありません。 

中期経営方針に照らしたときに、 
「今どの位置にいるのか」を見ることが重要です。 

進んだこと・止まっていることを分ける 
中期の方向性に対して 
「着実に前進している領域」 

「思ったより進んでいない領域」 

ここを整理することで、 
本当の経営課題が見えてきます。 

課題は方針づくりの材料 
経営課題はネガティブなものではありません。 
次の経営方針や目標を具体化するための 
大切な材料です。 

まとめ 

いかがでしたでしょうか? 

振り返りがあるからこそ 
方針が活きます。 

いきなり未来を描くのではなく、 
「過去と現在」を整理した上で未来を考える、
この順番が経営方針を実践的なものにします。 

振り返りは
「経営者と管理職の共通言語」です。 

振り返りを丁寧に行うことで、 
「なぜこの方針なのか」を共有しやすくなります。 

結果として、
組織の動きも揃いやすくなります。 

最後までご覧いただきありがとうございました!

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