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38 人事評価制度における”目標”を定義する
前回までは、
主に定性的な評価である「コンピテンシー」
つまり、プロセス・スキル・スタンスについて
触れてきました。
①組織としてどんな行動が望ましいのか
②どう成長を見ていくのか
これから扱うのは
「どう行動したか」から
“どんな成果を出したのか”という視点です。
今回からは、
定量的な評価である「目標」
つまり、
“何を達成し”“どんな成果を作ったのか”という
もう一つの大事な軸について整理していきます。
目標は、
現場でもっとも形骸化しやすいテーマです。
・毎年作るけれど、「正直何のためかよく分からない」
・書いたけど見返していない、1年後に目標を振り返る
・部下指導に使いにくい
こう感じている現場は本当に多いです。
だからこそ、
一度立ち止まり
「目標とは何か」を見直す価値があります。
目標は評価のための紙ではなく、
成長・貢献・方向性をつくるための仕組みです。
社員の行動が揃い、
組織が前に進むためのエンジンにもなり得えます。
ここを丁寧に理解しておくことが、
制度の成功に直結します。
■目標とは何か – 成長と行動をそろえるための方向づけ

要約をすると下記になります。
①個人の将来像と、組織の方針をつなぐ役割
社員が“どうなりたいか”と、
組織が“どこを目指すか”が自然とそろい、
成長と貢献がつながりやすくなる
②目標は“評価のための数字”ではない
最初に押さえたいのは、
目標は点数をつけるための道具ではなく、
社員が成長しやすくなるための“方向づけ”ということ
③日々の判断を迷わなくする“優先順位の軸”
この半年・1年で大切にする行動が明確になり、
忙しい中でも「何を優先すべきか」が判断しやすくなる
■目標の目的と効果 – 個人も組織も前に進みやすくなる

要約をすると下記になります。
①個人の成長にとってのメリット
「何ができるようになれば”成長”と言えるのか」が見えるため、
頑張りどころが分かり、達成したときの実感も得やすい
②組織にとってのメリット
会社の方針や重点テーマが、
社員一人ひとりの日々の行動に自然と落ちていき、
組織全体の成果に結びつきやすくなる
③チームにとってのメリット
お互いの役割や動き方がそろい、
無駄な混乱が減り、
チームとしての連携がスムーズになる
④目標が“成長が重なる組織”をつくる
個人・チーム・会社が同じ方向を向き、
力が足し算ではなく掛け算になる
■目標の4象限と、設定しないリスク
– まずは“自社の今”を知ることから

要約をすると下記になります。
①4象限で“自社の目標の状態”を整理できる
「ノルマだけ追っているのか」「形だけ書いているのか」
「行動と成果のバランスが取れているのか」
などを4つの象限で分かりやすく整理できる
②自社はどこにいるのかを見直すきっかけになる
目標づくりのクセや弱点が見えてくるため、
改善ポイントがつかみやすい

要約をすると下記になります。
目標を設定しないことで起きるリスク
①方向性がバラバラになる
②成長ポイントが見えなくなる
③評価が曖昧になる
④責任の境界がぼやける
結果として
組織の競争力が落ちていくことになるため、
目標がない状態、
企業にとって実は大きなリスクになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
目標は“評価項目”ではなく
“組織を前に進める仕組み”です。
良い目標は文化となり、
目標は行動習慣へと変わり、
個人の成長と組織の成果がつながる状態が生まれます。
また、上司の関わり方次第で
目標が“負荷”にも“成長エンジン”にも変わります。
管理職の最重要役割は
“目標の質を上げること”です。
誰かのために行動できる社員が増えていけば、
強い組織に近づいていきます。
目標を通じて
“成長と貢献が巡る組織”にしていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!