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2025.12.13

36 評価における1次評価者・2次評価者の役割とは?

36 評価における1次評価者・2次評価者の役割とは?

「評価のズレ、出ていませんか?」 

評価制度の話になると
つい「仕組み」や「点数づけ」に意識が向きがちですが、 
本当に大事なのは“誰がどう評価するか”です。 

特に1次評価者と2次評価者の役割が
あいまいなままだと、 

評価のズレや不満、
そして「なぜこの評価なのか」という 
納得感の欠如が生まれやすくなります。 

今回は、評価の信頼性を高め、 
納得感のある制度運用を実現するために、 

1次評価者と2次評価者が 
それぞれ果たすべき役割を整理してみましょう。 

■ なぜ1次評価者と2次評価者の 
両方が必要なのか 

当たり前のように「1次評価者」や「2次評価者」を 
設定しているかもしれませんが、 
なぜ必要なのか?を改めて確認をしたいと思います。 

評価は一人の判断に委ねると 
どうしても主観や相性が入りやすいです。 

2段階評価を設けることで

現場をよく知る視点(1次評価者)と、 
組織全体を俯瞰する視点(2次評価者)を両立させ、 

公平性と納得感を高められます。 

「人を評価する」ことの重みを共有し、 
評価者同士が目的を誤らないようにし、 
 
「処遇を決めるため」だけでなく、 
『成長を促すための機会』であるという
共通理解が重要です。 

1次評価者と2次評価者が果たすべき役割の整理 
①1次評価者は「現場を最もよく知る存在」として、 
日常の行動や成果を事実ベースで把握し、 
育成につなげる役割を担う。 
 
②2次評価者は「組織全体のバランスを取る存在」として、 
部門間の整合性を保ち、評価基準の一貫性を担保する。 

それぞれの役割が曖昧になると、 
「誰のための評価なのか」がぼやけ、 
制度が形骸化してしまいます。 

■1次評価者の役割:現場の事実を見極め、育成につなげる 

 ①日常観察・フィードバック・説明責任 
評価期間中の「日々の観察」がすべての基盤です。 
印象や一時的な成果だけで判断せず、 
行動やプロセスを継続的に記録しておきましょう。 

面談時には「評価を伝える」よりも 
『成長のヒントを共有する』ことを意識しましょう。 

評価理由を本人に説明できる状態にしておくことで、 
信頼関係と納得感が生まれます。 

1次評価者に求められるマネジメントスキル 
「観察力」「対話力」「説明力」の3つが基本です。 
 
観察力:日常行動や成果を正しく捉える力 
観察:日常業務の小さな変化を逃さずメモに残す。 
対話力:相手の考えを引き出し、意欲を高める力
 

対話:年2回の評価面談ではなく、 
日々の短いコミュニケーションで信頼を築く。 
 
説明力:評価理由を論理的かつ誠実に伝える力 
説明:主観ではなく「行動の事実」を根拠に説明することで、 
評価を“納得のプロセス”に変える。 

 これらは人材育成そのものに直結し、 
」1次評価者がチームの「育成&成長支援のリーダー
であることを示します。 

■2次評価者の役割:組織全体の公平性と一貫性を担保する 

バランス調整・評価基準統一・最終判断の責任 
1次評価者がつけた評価を部門横断的に見直し、 
甘辛の偏りを調整します。 

「あの部門だけ厳しい」「あの上司だけ甘い」 
といった不公平感を防ぐのが2次評価者の使命です。 
 
評価者会議での最終調整を通じて、 
全社として一貫した評価水準を守りましょう。 

2次評価者に求められるマネジメント視点 
評価の個別内容に深入りするのではなく、 
「組織として整合性が取れているか」を見ます。 

各1次評価者の判断根拠を聞き、 
必要に応じて質問・指摘を行い、 
最終判断を下す“評価の舵取り役”です。 

単なる調整者ではなく、 
「組織文化を体現する代表」として
評価の方向性を示します。 

組織全体を俯瞰した調整と判断 
部門単位の公平性を超えて、 
“全社最適”の観点から評価分布を整えます。 

2次評価者の判断が、 
会社全体の「評価基準の顔」となります。 

評価制度を通じて、 
「組織としてどんな人を育てたいか」 
その価値観を体現する立場にあります。 

まとめ 

いかがでしたでしょうか? 

評価のズレをなくす一番の近道は、 
評価者同士がしっかり対話することです。 
 
「1次評価者が見ている“現場のリアル”と、 
2次評価者が見ている“組織全体のバランス”」 
 
この2つの視点を重ね合わせることで、 
評価は単なる査定ではなく、 
人と組織がともに成長していくための
仕組みへと変わります。 

評価とは、「誰かを判断すること」ではなく、 
組織として“何を大切にし、
どう成長していくか”を示す行為です。 
 
その方向性を現場と組織の両面から支えるのが、 
1次評価者と2次評価者の役割です。 
 
そして何より
評価制度を生かすのは制度そのものではなく、 
“評価者一人ひとりの姿勢”にかかっています。 

最後までご覧いただきありがとうございました! 

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