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36 評価における1次評価者・2次評価者の役割とは?
「評価のズレ、出ていませんか?」
評価制度の話になると
つい「仕組み」や「点数づけ」に意識が向きがちですが、
本当に大事なのは“誰がどう評価するか”です。
特に1次評価者と2次評価者の役割が
あいまいなままだと、
評価のズレや不満、
そして「なぜこの評価なのか」という
納得感の欠如が生まれやすくなります。
今回は、評価の信頼性を高め、
納得感のある制度運用を実現するために、
1次評価者と2次評価者が
それぞれ果たすべき役割を整理してみましょう。
■ なぜ1次評価者と2次評価者の
両方が必要なのか
当たり前のように「1次評価者」や「2次評価者」を
設定しているかもしれませんが、
なぜ必要なのか?を改めて確認をしたいと思います。
評価は一人の判断に委ねると
どうしても主観や相性が入りやすいです。
2段階評価を設けることで
現場をよく知る視点(1次評価者)と、
組織全体を俯瞰する視点(2次評価者)を両立させ、
公平性と納得感を高められます。
「人を評価する」ことの重みを共有し、
評価者同士が目的を誤らないようにし、
「処遇を決めるため」だけでなく、
『成長を促すための機会』であるという
共通理解が重要です。
1次評価者と2次評価者が果たすべき役割の整理
①1次評価者は「現場を最もよく知る存在」として、
日常の行動や成果を事実ベースで把握し、
育成につなげる役割を担う。
②2次評価者は「組織全体のバランスを取る存在」として、
部門間の整合性を保ち、評価基準の一貫性を担保する。
それぞれの役割が曖昧になると、
「誰のための評価なのか」がぼやけ、
制度が形骸化してしまいます。
■1次評価者の役割:現場の事実を見極め、育成につなげる
①日常観察・フィードバック・説明責任
評価期間中の「日々の観察」がすべての基盤です。
印象や一時的な成果だけで判断せず、
行動やプロセスを継続的に記録しておきましょう。
面談時には「評価を伝える」よりも
『成長のヒントを共有する』ことを意識しましょう。
評価理由を本人に説明できる状態にしておくことで、
信頼関係と納得感が生まれます。
②1次評価者に求められるマネジメントスキル
「観察力」「対話力」「説明力」の3つが基本です。
観察力:日常行動や成果を正しく捉える力
観察:日常業務の小さな変化を逃さずメモに残す。
対話力:相手の考えを引き出し、意欲を高める力
対話:年2回の評価面談ではなく、
日々の短いコミュニケーションで信頼を築く。
説明力:評価理由を論理的かつ誠実に伝える力
説明:主観ではなく「行動の事実」を根拠に説明することで、
評価を“納得のプロセス”に変える。
これらは人材育成そのものに直結し、
」1次評価者がチームの「育成&成長支援のリーダー
であることを示します。
■2次評価者の役割:組織全体の公平性と一貫性を担保する
①バランス調整・評価基準統一・最終判断の責任
1次評価者がつけた評価を部門横断的に見直し、
甘辛の偏りを調整します。
「あの部門だけ厳しい」「あの上司だけ甘い」
といった不公平感を防ぐのが2次評価者の使命です。
評価者会議での最終調整を通じて、
全社として一貫した評価水準を守りましょう。
②2次評価者に求められるマネジメント視点
評価の個別内容に深入りするのではなく、
「組織として整合性が取れているか」を見ます。
各1次評価者の判断根拠を聞き、
必要に応じて質問・指摘を行い、
最終判断を下す“評価の舵取り役”です。
単なる調整者ではなく、
「組織文化を体現する代表」として
評価の方向性を示します。
③組織全体を俯瞰した調整と判断
部門単位の公平性を超えて、
“全社最適”の観点から評価分布を整えます。
2次評価者の判断が、
会社全体の「評価基準の顔」となります。
評価制度を通じて、
「組織としてどんな人を育てたいか」
その価値観を体現する立場にあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
評価のズレをなくす一番の近道は、
評価者同士がしっかり対話することです。
「1次評価者が見ている“現場のリアル”と、
2次評価者が見ている“組織全体のバランス”」
この2つの視点を重ね合わせることで、
評価は単なる査定ではなく、
人と組織がともに成長していくための
仕組みへと変わります。
評価とは、「誰かを判断すること」ではなく、
組織として“何を大切にし、
どう成長していくか”を示す行為です。
その方向性を現場と組織の両面から支えるのが、
1次評価者と2次評価者の役割です。
そして何より
評価制度を生かすのは制度そのものではなく、
“評価者一人ひとりの姿勢”にかかっています。
最後までご覧いただきありがとうございました!