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29 等級要件書・評価シートを作るのは、社長の役割ではない、プロジェクトを立ち上げ、 プロジェクトで進める

人事評価制度は
社長や役員だけで作るものと思っていませんか?
人事評価制度は「誰と作成するか」がポイントです。
そのため、社長だけで作るというケースは
基本的にNGになってきます。
ただし、給与・賞与関係については
多くの中小企業で社員を入れることは
ほぼ不可能に近いと言えます。
その理由として、
「知らせることで問題が起きてしまう」
という問題点が挙げられます。
等級要件書のコラムの際に重要になってくるにも関わらず、
取り扱いを忘れてしまっていましたが、
人事評価制度を作る際の役割分担が必要です。

等級要件書・評価シートを作る際は、
「プロジェクト形式×今後の組織を担うメンバー」で作成します。
・等級
・評価
・目標制度など
人事評価制度に巻き込む時点で、
今後の組織の骨組みを作るような形なので、
メンバーに入れることで理解をするため、
成長をするための機会としても使っていきます。
今後の展開として、
権限委譲も進めていくことにも繋がっていきます。
■プロジェクトメンバーの選定基準とは?
役職者からまずは選定します。
ただし、
人事評価制度を導入していない会社においては、
年功序列で役職者になってしまっているケースがあります。
その際、表現が難しいですが、
プロジェクトメンバーに適さない人物がいます。
また、
中小企業には多くの社員がいるわけではないため、
役職者以外から選定する必要があるケースも多くあります。
その場合にも年次ではなく、
下記の基準を考える必要があります。
選定基準はいたってシンプルです。
①プラス発想である
・「問題・課題だらけ」ではなく、
「だからこそ、どう変えるか」を考えられる
・「制度なんて無理」ではなく、
「こうすれば実現できるかも」と考えられる
②マインドスタンス・スキル・プロセス
成果において優秀な人材である
・マインドスタンス
周囲や組織に対して前向きかつ誠実な姿勢で向き合えているか
・スキル
現場で信頼される実務力や専門性を有しているか
・プロセス
一人で完結するのではなく、
協働や改善を意識した進め方ができているか
・成果
目に見えるアウトプットや他者からの評価という形で
価値を発揮しているか
ただ、そうは言っても
こういう人も多いわけではないのが現状です。
■選定してはいけない基準を整理
メンバーに入れてはいけない人の基準が下記になります。
※3つ以上チェックが入る人は、選定しないように注意しましょう。


■会社規模にもよるが、役員の役割は「レビュー」を積極的に行い、プロジェクトメンバーの成長機会にもつなげる
まず前提として、
基本的に外部のコンサルティング会社に
依頼しているケースが多いかと思います。
特に、
従業員が30名〜50名規模の企業で
導入を検討し始めることが一般的です。
コンサル会社に
プロジェクトマネジメントは任せていると思いますが、
部分的に社長・役員も積極的に介入する必要があります。
なぜなら、
すべてをコンサル会社に任せるのは
危険と言えるからです。
社長・役員の役割は、
レビューを積極的に行うことです。
人事評価制度自体、
今後の大切な会社の骨組みであるので、
社長が作ったほう良いかもしれませんが、
今後のメンバーが成長する機会にもなっていくためです。
当然ですが、
コンサルティング会社に丸投げではなく、
プロジェクトメンバーが作成したものを確認し、
レビューは行いましょう。
それ自体が、
考える幅が広がるきっかけになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
人事評価制度は、
社長だけではなく社員を巻き込んで作成し
メンバーの成長機会を設けていくことが大切です。
最後までご覧いただいありがとうございました!